正確なバス停位置を活用して移動時間を短縮しよう
バスを利用する際、バス停の位置を事前にインターネットなどで調べていても、実際行ってみたら想定していた場所とは異なり移動に時間がかかってしまった、さらに運が悪いとバスに乗り遅れてしまった、ということがあります。
同じバス停でもポール位置は複数ある
バス停のポールは、上りと下りでそれぞれ場所が異なり、また同じ名称のバス停でもバス会社によって別の場所にポールがある場合があり、大きな鉄道駅だとロータリーに数十か所あるケースも多くあります。
以下はその一例ですが、同じバス停でも、位置がかなり異なることがわかります。

▲「西麻布」バス停のポール位置
例えば上の例では、一番離れた場所で徒歩時間が4分異なっており、誤った場所に来てしまった場合それだけの移動時間のロスが発生することになります。ナビタイムのサービスでは正確なポール位置がわかる
ナビタイムジャパンでは、現在全国の路線バス会社1 への対応率100%を実現しています。
2006年から2018年にかけてバス会社1社1社へ地道なアプローチにより、時刻表やバス停位置等の確認を独自に行い、データを整備しました。
NAVITIME APIでももちろん、このデータを利用したルート検索等の機能をお使いいただけます2。
実際に、APIで正確なポール位置を取得するには?
正確なポール位置を取得するには「路線ID検索(/transport_link/id)」を使いましょう。
レスポンスのitems.nodes.coord_representativeに出力されているものが該当の緯度経度です。
パラメータ構成例
- 品97[都営バス]のバス停情報を取得
/transport_link/id?id=00004132&bus_data=timetable&options=node
レスポンス例
{ "id": "00004132", "name": "品97[都営バス]", "type": "bus", "company": { "id": "00001024", "name": "東京都交通局(バス)" }, "companies": [ { "id": "00001024", "name": "東京都交通局(バス)" } ], "nodes": [ { "id": "00016927", "name": "品川車庫前", "ruby": "しながわしゃこまえ", "type": "busstop", "address_name": "東京", "address_code": "13109006000", "coord": { "lat": 35.623289, "lon": 139.741114 }, "coord_representative": { "lat": 35.623294, "lon": 139.740979 } }, { "id": "00017526", "name": "東品川一丁目", "ruby": "ひがししながわいっちょうめ", "type": "busstop", "address_name": "東京", "address_code": "13109018000", "coord": { "lat": 35.620554, "lon": 139.742804 }, "coord_representative": { "lat": 35.620587, "lon": 139.742648 } }, ・・・ ] }
まとめ
正確なバス停位置を使うことで、移動時間を最適化することができます。
是非サービスでの活用を検討してみてください。