コンテンツにスキップ

配送計画(自転車)

/auto_dispatch_bicycle [POST] [GET]

基本情報

概要

移動手段を自転車として、グループ化の条件によって分割された最適順に巡回するルートを検索します。

リクエスト回数について

本APIはルート検索に時間を要する場合があるため、1回のルート検索につき2回のリクエストが必要になります。
1回目はPOST形式で検索リクエストを受け付け、2回目はGET形式で検索結果を返却します。

URL

https://{HOST}/{CID}/v1/auto_dispatch_bicycle

※APIマーケットでは提供しておりません

出力形式

  • JSON

対応言語

  • ja, en, ko, zh-CN, zh-TW, th

パラメータ [POST]

Content-Typeヘッダーにapplication/x-www-form-urlencodedを指定し、 リクエストボディにパラメータを指定して送信してください。

 

signature及びrequest_codeはリクエストボディではなく、クエリパラメータに指定してください。

パラメータ名 必須 概要 型名 デフォルト値 上下限/選択値 備考
num (✔) 経路の分割数 数値 上限:経由地数 duration、capacityとの併用は不可(いずれかを必ず指定)
詳細はこちらをご覧ください
duration (✔) 各経路の所要時間(単位:分) 数値 最小値:1
最大値:9999
num、capacityとの併用は不可(いずれかを必ず指定)
詳細はこちらをご覧ください
capacity (✔) 各経路の積載上限量 数値 最小値:1
最大値:9999
num、durationとの併用は不可(いずれかを必ず指定)
詳細はこちらをご覧ください
start 出発地点/到着地点 ・地点のJSON表現
・文字列(ノードID)
・カンマ区切りの数値(緯度,経度)
緯度経度の指定例:35.689457,139.691935(東京都庁)
via 経由地 地点のJSON表現(配列) 詳細はこちらをご覧ください
start_time 出発時刻 文字列(日付時刻)
YYYY-MM-DDThh:mm:ss
時刻の指定例 2019-10-01T08:00:00
詳細はこちらをご覧ください
goal_time 到着時刻 文字列(日付時刻)
YYYY-MM-DDThh:mm:ss
時刻の指定例 2019-10-01T08:00:00
詳細はこちらをご覧ください
speed 自転車の速度(単位:km/h) 整数値 15 最小値:5
最大値:132
自転車の速度を設定する場合は整数で時速を指定してください
condition 自転車ルート検索の優先考慮事項 文字列 recommend recommend:推奨ルート
total_distance:総距離が短い
low_pitched:坂道が少ない
high_pitched:坂道が多い
main_street:大通り優先
back_street:裏通り優先
cycling_road:サイクリングロード優先
order 出力順 文字列 time total_distance: 総移動距離
time: 所要時間
options 追加出力情報 文字列 turn_by_turn:ターンバイターン情報 交差点等、進行情報を案内するための地点情報を取得します
datum 緯度経度の測地系 文字列 wgs84 wgs84:世界測地系
tokyo:旧日本測地系
coord_unit 出力データに含まれる緯度経度の単位 文字列 degree degree:度表記の10進法
millisec:ミリ秒表記
lang 言語 文字列 ja: 日本語
en: 英語
ko: 韓国語
zh-CN: 中国語(簡体字)
zh-TW: 中国語(繁体字)
th: タイ語
出力する言語を指定します
※多言語オプション申込時のみ利用可能
(APIマーケットでは利用不可)
shape 形状出力 真偽値 false - true
- false
trueを指定時にはshapes(ルート形状)が出力されます

グループ化の条件について

グループ化の条件は、目的に合わせてnum、duration、capacityのいずれかを指定することが可能です。
・num : 経路を分割する数を指定
 利用例) 配送先(via)が100件に対して、配達担当4人(num=4)で運ぶ場合に誰がどこを回るのが効率的か
・duration : 各経路の所要時間を指定
 利用例) 配送先(via)が100件に対して、各配達員の勤務時間を5時間(duration=300)とした時、何人で分割すれば良いか
・capacity : 各経路の積載量上限を指定
 利用例) 各訪問先(via)に配送する量(cargo)が決まっている時、各配達員の積載量の上限を20とした場合に何台必要か

※capacityを利用する場合は、合わせて各経由地にcargo(配送貨物量)を指定してください。
 また、capacityとcargoで指定する値は同じ単位を指定してください(例: kg, 個)。
※duration, capacityを指定した場合、指定した条件を満たさない場合があります。

ルート検索時の日付(時刻)指定について

出発時刻(start_time)と到着時刻(goal_time)を指定する場合は、どちらか片方を指定してください(同時指定はできません)。
・start_time(日付時刻指定):出発地からの出発時刻の指定
・goal_time(日付時刻指定):目的地への到着時刻の指定

両方未指定の場合は、POST通信の検索実行日時が出発時刻となります。

自転車の速度指定について

所要時間の精度向上のため、指定された速度を基準にルートの諸条件を考慮したものが利用されます。
必ずしも指定した速度の通りの所要時間にはならないことがありますので、予めご了承ください。

地点の JSON 表現

プロパティ名 必須 概要 型名 デフォルト値 備考
lat (✔) 緯度 数値
lon (✔) 経度 数値
node (✔) 駅/連絡バス停ID 文字列 経由地の場合は駅/連絡バス停IDは指定できません
緯度経度で指定してください
cargo 配送貨物量 数値 0 パラメータ「capacity」指定時に有効
指定されたcargoの値を元に積載量上限(capacity)を超えない様に経路を分割
name 地点名称 文字列
stay-time 経由地の滞在時間(単位:分) 数値 最小値:0
最大値:300

経由地を指定する場合のみ使用可能です

出発地点と到着地点、経由地点のJSON表現における必須項目の指定方法について

lat/lon、node の内どちらか一つの指定が必須となります(複数指定はエラー)。
latを指定した場合は、lonも必ず指定してください。
lonを指定した場合は、latも必ず指定してください。

経由地の指定方法について

経由地の数だけ地点のJSON表現を配列にして記述します。経由地が1点の場合でも配列表現が必要です。
経由地が1点の場合の記述例は以下の通りです。
via=[{"lat":35.706822,"lon":139.813956}]

最適順ルート、経由地間最適順ルートを求める場合、経由地は2地点以上登録する必要があります。

経由地指定の上限数は、250地点です。 上限数を超える経由地を指定するとエラーとなります。

レスポンス [POST]

名称 レスポンス名 型名 配列 説明
ルート検索ID processing_id 文字列 リクエストを受け付けたルート検索ごとに発行されるID

レスポンス例

{"processing_id": "8405511d33ebba6e122436b74cb6a215460609b6725b41a9d0ee0bf0b3f85ee9"}

パラメータ [GET]

パラメータ名 必須 概要 型名 デフォルト値 上下限/選択値 備考
processing_id ルート検索ID 文字列 POSTリクエストで取得したIDを指定してください

パラメータ構成例

/auto_dispatch_bicycle?processing_id=8405511d33ebba6e122436b74cb6a215460609b6725b41a9d0ee0bf0b3f85ee9

レスポンス [GET]

ルート検索が正常に完了している場合、レスポンスは/route_bicycleと同様です。

ルート検索が完了していない場合、POSTリクエストと同様のレスポンス「processing_id」を返却します。
5分程度時間をおいてから再度リクエストを実行してください。

 

検索結果はリクエスト実行後、24時間で削除されます。