平均時間を用いた乗換検索
NAVITIME APIでのルート検索は、基本的に平均時間を利用して行われます。
「平均時間」とは実際の時刻表に掲載されている時間ではなく、各路線の平均待ち時間、各駅間の平均所要時間・平均乗換時間を考慮した擬似的な時間です。
平均待ち時間を例にとると、ある駅で1時間に一本しか電車がない場合では、運が良ければ0分で電車に乗ることができますが、運が悪ければ最大で60分ほど待つ可能性があります。
この場合は、平均をとると30分待つ可能性があるということで平均待ち時間30分として考えます。
この平均時間を利用すると、実際の時刻表を用いた場合と結果は異なりますが、正確な運賃・定期代などの交通費、所要時間、おおよその乗り換え手段を知ることができます。
実際、多くのお客様に、交通費計算や営業支援、物件までの行き方・時間表示など、様々な用途でご利用頂いています。
細かい検索条件の指定もできますので、是非活用をご検討ください。
- 冒頭の平均待ち時間についての内容は、枠組みを捉えるために簡単な説明となっており、実際の平均データとは差がある場合があります
- 平均時間を使った検索では、特定の臨時列車、寝台特急など特定の日にしか運行しない列車など、実際の時刻表に掲載されている電車がヒットしないなどの制限があります
- ナビタイムジャパンが提供する個人向けサービスでは時刻表を用いた乗換経路が算出されるため、APIの検索結果とは異なる場合があります
▲検索結果のイメージ
実装のサンプルは、 こちら をご覧ください。
時刻表を用いた検索について
実際の時刻表データに基づく検索を行いたい場合は、個別見積りとなります。弊社までお気軽にご相談ください。