2021年も新機能ラッシュでした!NAVITIME APIの怒涛の1年を振り返る
2021年もまもなく終わろうとしています。皆様にとってどんな1年でしたでしょうか?
当コラムでも今年一年間、新機能リリース情報を含め様々な内容をお届けしてまいりました。 少しでも皆様にご興味を持っていただける記事がありましたら非常にうれしく思います。
さて、今年最後のコラムでは「NAVITIME APIの2021年」を振り返ってみたいと思います!
2021年にリリースした機能
2021年にリリースした機能を一覧表にまとめました。1年を通じてコンスタントに新機能やアップデートがなされていることがお分かりになると思います。
リリース時期 | 内容 | 分類 |
---|---|---|
2021年1月 | 駐車場検索API、ガソリンスタンド検索API | 新規 |
スペシャルパスの一般提供(例:箱根フリーパスなど) | 新規 | |
路線オートコンプリートAPI | 新規 | |
2021年2月 | 測地系変換API | 新規 |
ルート検索APIで混雑度情報の出力 | アップデート | |
2021年3月 | バイクの到達圏検索API | 新規 |
ナビゲーションAPI(NAVITIME WebNAVI) | 新規 | |
警報注意報API | 新規 | |
2021年4月 | 車の多地点巡回ルート検索API | 新規 |
2021年6月 | 運賃比較API | 新規 |
2021年7月 | ルート検索APIで利用したい・利用したくない道路の指定が可能に | アップデート |
時刻表API、停車駅一覧API | 新規 | |
新バージョンの地図API | 新規 | |
2021年8月 | 駐車場検索APIで車両サイズの指定が可能に | アップデート |
2021年9月 | マップマッチングAPI | 新規 |
ルート検索APIで経由地間最適順検索に対応 | アップデート | |
住所検索、スポット検索、カテゴリ検索、地図APIに多言語パラメータ追加 | アップデート | |
WidgetAPI(交通費計算Widget) | 新規 | 2021年11月 | 駅混雑度予測API | 新規 |
Claris ConnectとNAVITIME APIの連携 | 新規 |
社会の課題解決につながる機能をリリースするための取り組み
2021年のNAVITIME APIのリリース内容をご覧いただきました。ここからはAPI開発現場での取り組みについて振り返りたいと思います。
NAVITIME APIは、ナビタイムジャパンが持つルート検索などの様々なコア技術を、社外の法人・個人に提供し活用していただくことを目指しており、 世の中で課題となっている問題をAPI提供によって解決につなげたい、という思いで開発やサービスの提供を行なっています。
今年もコロナ禍でテレワークが推進されました。テレワーク期間が延びるにつれ、社員一人一人の出社日数に応じて通勤定期代を一律支給する場合と、 出社状況に応じて実費を都度支給する場合のどちらが、金額的に安くなるのか簡単に確認したい、という要望が増えてきました。
それを受けて開発したのが「運賃比較API」です。APIの出力結果を見るだけで、どちらの費用が安いのかすぐに比較することができます。
※運賃比較APIについては、こちらのコラムでご紹介しております。ご興味がありましたらぜひご覧ください。
また、コロナ禍でステイホームが推奨されたことにより、配送需要が大きく増加した年でもありました。 配送物の個数や訪問件数の増加、配送ドライバーの高齢化や人材不足など、物流に関する課題はかねてより指摘されていましたが、 コロナ禍の影響でより一層、配送業務の効率化を図りたいという要望が出てきました。
それらの要望に応えるために、ルート検索APIで「多地点巡回ルート検索機能」と「経由地間最適順ルート検索機能」をリリースしました。
多地点巡回ルートAPIは、これまで最大10地点だった経由地数を最大150地点まで拡張した、 これまでとは異なる新しい設計思想で開発したルート検索APIです。
経由地間最適順ルートは「着実にすべての配送先に遅配せずに訪問したい」という配送現場の声から開発がスタートした機能で、 最終訪問先(顧客の配送先等)までの所要時間を優先し、配達完了までのルート最適化を優先するルートが算出できます。
※多地点巡回ルート検索APIについてはこちらのコラムで、 経由地間最適順ルートについてはこちらのコラムで ご紹介しております。ご興味がありましたらぜひご覧ください。
そして最後に、昨今、目にする機会が増えたノーコード開発、ローコード開発に関してです。 様々なサービスや業務のオンライン化などから、プログラミングの知識がなくても開発ができ、短期間でコストも抑えた開発が可能なノーコード・ローコード開発への注目がさらに高まっています。
NAVITIME APIでも、プログラミング知識をさほど必要とせずに、短期間で自社システムへの組み込みが可能な仕組みを実現したいと考え、 「WebNAVI」と「Widget API」をリリースするとともに、アプリケーション統合プラットフォーム「Claris Connect」との連携をスタートいたしました。
WebNAVIは、カーナビアプリをブラウザベースで「誰でも」「簡単に」導入することができるサービスです。
WebNAVIについて、詳しくはこちらをご覧ください。
Widget APIは、これまでになかった全く新しい「Web画面付きのAPI」です。
Widget APIの第一弾として「交通費計算Widget」をリリースしました。 交通費計算機能を持つWeb画面を読み込むだけで利用でき、システム開発者でなくてもシステムへの組み込みができます。 最短1日でシステム導入も可能です。
Widget APIについて、詳しくはこちらをご覧ください。
Claris ConnectとNAVITIME APIの連携が可能となったことで、ローコードで直感的に、地図やルート検索などのNAVITIME APIの機能を取り入れたワークフローやシステムを構築できるようになりました。
Claris ConnectとNAVITIME APIの連携について、詳しくはこちらをご覧ください。
NAVITIME APIは、ナビタイムジャパンが持つルート検索などの様々なコア技術を、社外の法人・個人に提供し活用していただくことを目指しており、 世の中で課題となっている問題をAPI提供によって解決につなげたい、という思いで開発やサービスの提供を行なっています。
今年もコロナ禍でテレワークが推進されました。テレワーク期間が延びるにつれ、社員一人一人の出社日数に応じて通勤定期代を一律支給する場合と、 出社状況に応じて実費を都度支給する場合のどちらが、金額的に安くなるのか簡単に確認したい、という要望が増えてきました。
それを受けて開発したのが「運賃比較API」です。APIの出力結果を見るだけで、どちらの費用が安いのかすぐに比較することができます。
※運賃比較APIについては、こちらのコラムでご紹介しております。ご興味がありましたらぜひご覧ください。
また、コロナ禍でステイホームが推奨されたことにより、配送需要が大きく増加した年でもありました。 配送物の個数や訪問件数の増加、配送ドライバーの高齢化や人材不足など、物流に関する課題はかねてより指摘されていましたが、 コロナ禍の影響でより一層、配送業務の効率化を図りたいという要望が出てきました。
それらの要望に応えるために、ルート検索APIで「多地点巡回ルート検索機能」と「経由地間最適順ルート検索機能」をリリースしました。
多地点巡回ルートAPIは、これまで最大10地点だった経由地数を最大150地点まで拡張した、 これまでとは異なる新しい設計思想で開発したルート検索APIです。
経由地間最適順ルートは「着実にすべての配送先に遅配せずに訪問したい」という配送現場の声から開発がスタートした機能で、 最終訪問先(顧客の配送先等)までの所要時間を優先し、配達完了までのルート最適化を優先するルートが算出できます。
※多地点巡回ルート検索APIについてはこちらのコラムで、 経由地間最適順ルートについてはこちらのコラムで ご紹介しております。ご興味がありましたらぜひご覧ください。
そして最後に、昨今、目にする機会が増えたノーコード開発、ローコード開発に関してです。 様々なサービスや業務のオンライン化などから、プログラミングの知識がなくても開発ができ、短期間でコストも抑えた開発が可能なノーコード・ローコード開発への注目がさらに高まっています。
NAVITIME APIでも、プログラミング知識をさほど必要とせずに、短期間で自社システムへの組み込みが可能な仕組みを実現したいと考え、 「WebNAVI」と「Widget API」をリリースするとともに、アプリケーション統合プラットフォーム「Claris Connect」との連携をスタートいたしました。
WebNAVIは、カーナビアプリをブラウザベースで「誰でも」「簡単に」導入することができるサービスです。
WebNAVIについて、詳しくはこちらをご覧ください。
Widget APIは、これまでになかった全く新しい「Web画面付きのAPI」です。
Widget APIの第一弾として「交通費計算Widget」をリリースしました。 交通費計算機能を持つWeb画面を読み込むだけで利用でき、システム開発者でなくてもシステムへの組み込みができます。 最短1日でシステム導入も可能です。
Widget APIについて、詳しくはこちらをご覧ください。
Claris ConnectとNAVITIME APIの連携が可能となったことで、ローコードで直感的に、地図やルート検索などのNAVITIME APIの機能を取り入れたワークフローやシステムを構築できるようになりました。
Claris ConnectとNAVITIME APIの連携について、詳しくはこちらをご覧ください。
まとめ
NAVITIME APIの2021年を駆け足で振り返ってみました。
未だコロナ禍の中ではありますが、ナビタイムジャパンのコア技術をAPIという形を通じて社会へ貢献するための機能開発を模索した1年だったように思います。
また、近年注目されております「ノーコード開発・ローコード開発」に適したサービスを3件リリースできたことや、 それらに対し大きな反響をいただいたことも記憶に新しいところです。
お客様のお困りごとを解決するための機能開発や、品質向上への取り組みは来年も引き続き継続して参ります。
NAVITIME APIを使った事例紹介やご提案なども可能ですので、2022年も何卒よろしくお願い申し上げます。
また、近年注目されております「ノーコード開発・ローコード開発」に適したサービスを3件リリースできたことや、 それらに対し大きな反響をいただいたことも記憶に新しいところです。
お客様のお困りごとを解決するための機能開発や、品質向上への取り組みは来年も引き続き継続して参ります。
NAVITIME APIを使った事例紹介やご提案なども可能ですので、2022年も何卒よろしくお願い申し上げます。
NAVITIME APIは90日間無料でAPIのお試し利用が可能です。ご興味があれば是非お問い合わせください。
NAVITIME API サービス概要資料
各APIの概要や利用イメージを確認いただける資料です。フォーム送信後、資料ダウンロードのリンク先をご案内いたします
この記事の執筆
NAVITIME API/SDK 記事編集部
株式会社ナビタイムジャパン ソリューション事業
お客様の開発を強力にサポートするAPI/SDKなどのサービスを展開しているソリューション事業部。 サービスのサポートチームや開発担当者が、APIを中心に、その選定方法や使い方など様々な記事をご紹介しています。