【7月】新バージョンの地図API/ルート検索で道路指定が可能に/到達圏探索の精度向上
2021年7月にリリースしたAPIの新機能や、アップデート内容についてご紹介いたします。
来月以降も月に一度、アップデートや新しい機能をお伝えしていく予定ですので、気になる内容がございましたら、
お気軽に弊社までお問い合わせください。
1.新バージョンの地図APIを提供開始
2021年7月、およそ7年ぶりとなる、大幅な変更を行った新バージョンの地図APIの提供を開始しました。
これまでの地図APIにない多くの機能を実現しています(以下は一例です)。
- ● 地図の回転、3Dランドマークの表示
- ● 地図上の表記クリックで、情報の確認やナビゲーションへの利用が可能
- ● 新規開通道路を最短翌日に地図反映
新バージョンの地図APIについての詳細は、以下の関連記事にまとめています。合わせてご確認ください。
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2.ルート検索APIで「利用したい道路」「利用したくない道路」の指定が可能に
車のルート検索APIに、「利用したい道路」「利用したくない道路」を指定するためのパラメータを新しく追加いたしました。
このパラメータに道路ID(注1)をセットすることで、利用したい道路/利用したくない道路をルート検索APIの結果に反映させ、ユーザーの期待ルートに近づけることができます(注2)。
(注1)道路を指定するために、別途「道路検索API」を実行し道路IDを取得する必要があります
(注2)「利用したい道路/利用したくない道路」を指定しても、ルート検索設定の内容により必ずしもルート結果が期待通りとならない場合があります
以下の例は、タクシー利用でお客様から「東京駅から信濃町駅まで、靖国通りを使って向かってください」と要望された場合のイメージです。
「出発地/目的地/利用したい道路ID」をパラメータでセットしルート検索APIを実行すると、多少遠回りにはなりますが、お客様の期待ルートを取得することができます。
すでにNAVITIME API 2.0をご利用中のお客様であれば、追加の契約など不要で本検索が行えるようになっております。是非ご活用ください。
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3.到達圏探索APIの精度向上
到達圏探索APIは、指定した地点から指定した時間(または距離)で到達可能な地点を求めるAPIです。
今回、以下の内部的な改修を行い、到達範囲を求める際の精度が向上しました。
●対応内容
1)到達地点の出力数を指定するパラメータ「partition_count」の設定上限値が36→90に増えました。
これにより、到達地点の出力数が最大36地点から90地点となり、より精密な到達範囲を求めることができるようになりました。
2)到達可能な地点の算出方式を変更し、より正確な緯度経度情報を結果として出力するよう改善しました。
これまでは到達可能な道路の端点(始点)の位置を結果として出力していましたが、
実際に到達できる地点の緯度経度(道路の途中位置)を正確に出力できるようになりました。
到達圏探索APIについての詳細は、API仕様書の該当ページや サンプルページも 合わせてご確認ください。
90日間無料でAPIのお試し利用が可能です。ご興味があれば是非お問い合わせください。