トラブルシューティング

本章では、本スクリプトを利用している間に開発時に陥りやすい事項について、事例と解決策を提示します。

地図が表示されない

地図スクリプトが取得できていない

スクリプト取得が完了しているかどうかをご確認ください。srciptタグのsrc属性で指定したURLをブラウザのアドレスバーに貼り付けて実行するとJavaScriptの中身がウィンドウに表示、もしくは.jsファイルがダウンロードできれば指定のURLで取得できています。弊社スクリプト配信サーバにアクセスする際にIP制限を設けている場合、ファイル取得が行われない場合があります。お問い合わせ時にはアクセス元IPアドレスをお伝えいただくことにご協力ください。

地図スクリプトの使用方法が誤っている

各主要ブラウザ( 2018/08/09 時点)では、JavaScriptエラーを通知する仕組みがあります。これらを用いて描画条件に満たないエラーが存在しないか確認してください。また、これらの画面では当スクリプトを用いて作成したJavaScriptプログラムのエラー状況なども確認することができます。
InternetExplorer
ツールバーの「ツール」→「開発者ツール」
Mozilla Firefox
画面を右クリック→「要素を調査」→「デバッガー」タブ
Google Chrome
画面を右クリック→「検証」→「Sources」タブ
Safari
  1. ツールバーの「編集」→「詳細」タブ→メニューバーに”開発”メニューを表示
  2. 画面を右クリック→「要素の詳細を表示」

インラインフレーム

インラインフレームの外側で読み込んだスクリプトを用いて内側のフレームの領域に対して地図を描画することはできません。同じHTML内で地図領域を確保してください。

地図のDOMサイズ決定タイミング

Map(API) コンストラクタを呼び出すタイミングで地図表示領域のサイズが決定されておらず、コンストラクタの呼び出し後に領域サイズを拡大しても地図の表示を正しく行うことができません。地図を描画する場合は、必ず領域サイズを先に確保してください。
コンテンツの仕様により、一旦表示した地図表示領域のサイズを変更する場合は Map(API)resizeTo() メソッドを呼び出すことで再度最適なサイズに描画することができます。

実際の地点とアイコンの位置が異なる

測地系の相違

本ライブラリは世界測地系の地点情報を前提としています。日本測地系の地理データを本スクリプトで使用した場合、実際の地点より 南東にずれた位置 を指し示します。このような特徴がある場合は、位置情報の取得元が提供しているデータの測地系をご確認ください。

その他

上記以外で解決できない問題が発生した場合は、弊社担当窓口までご連絡ください。

※土日・祝日・年末年始及び弊社指定休日を除きます。

Important

早急な解決のために、以下の点をお伝えいただくことにご協力ください。