【7～10月】地図やルート検索に関する機能拡充、新機能を続々追加

１．降雨・降雪レーダー表示

移動を予定している場合に、今後の雨や雪の状況を確認できると出発時間の調整や持ち物の準備ができ、安心・便利です。
このたび、NAVITIME APIでも、地図上に、「降雨・降雪レーダー」を重畳して表示する機能を新たに提供開始いたしました。

▼降雨・降雪レーダーの重畳表示イメージ


現在時刻に対し、2時間前～7時間後までの時刻をスライダーで送り、降雨・降雪状況の変化を確認することができます。

NAVITIME APIでは様々な移動手段の経路検索結果を地図上に表示することができるため、移動計画や目的地までの案内を行うサービス・システムにて、経路検索結果の表示とあわせて本機能をご活用いただくことで、利用者の利便性向上に役立てていただけると考えております。

ご興味がございましたら、弊社までお問い合わせください。

２．ルート検索APIで紐づく改正情報も合わせて出力

NAVITIME APIでは、すべての改正情報およびナビタイムジャパン側での対応状況を確認できるよう、「ダイヤ改正/運賃改定情報取得API」を提供しています。今後の予定を含むすべての情報が確認できるため、運賃改定の対応予定などを立案するといった用途でご活用いただいています。

しかし、通勤費算出や交通費計算の用途でご利用いただいているお客様より、ルート検索で取得した運賃について、改定した運賃が適用されているかをすぐに確認できるようにしたい、というご要望を頂戴しておりました。

そのため、ルート検索APIにて、経路と運賃を計算した際に、該当する会社・路線の運賃改定・ダイヤ改正情報も合わせて確認できるよう対応しました。 リクエストした際の指定日時にて、どの改正情報が適用されているかをフラグにて確認することができます。

▼レスポンスイメージ
NAVITIME APIでは、通勤費・交通費算出に関して、力を入れて取り組んでいます。
今後もお客様からのご要望をもとに機能改善や新機能追加に随時対応していきますので、何かお困りのことがございましたら、お問い合わせください。

３．地図上でルート線を視覚的に修正可能に

大型車など特にプロドライバーの方が利用するようなシステムでは、このポイントではこちらの道を通したいといった細かいニーズがあるかと思います。
そのような場合に、改めて経由地を文字で入力して検索して再度ルートを引き直すとなると非常に手間が発生するほか、地図上で確認したら思い通りのルートではなく結局やり直すといったことも起こり得ます。

このような手間を解決すべく、地図上で視覚的にルート線を引き直せる機能をご用意しました。


移動計画の策定などの業務負担軽減につながれば幸いです。
※ご利用にあたっては、ご注意事項の伝達やサンプルのご用意をナビタイムジャパン側で行いますので、お問い合わせください。

４．交差点における最適乗車場所提案機能

タクシー配車時に、行先を考慮し、交差点の最適な乗車場所を提案する機能を提供開始しました。


交差点の側端から5メートル以内での駐停車は禁止といった道路交通法を考慮した提案が可能です(特許第4058058号・特許第4619395号)。
車ルート検索APIにて本機能を提供するため、目的地までの最適なルートも合わせて確認できます。

詳細は以下コラムにてご紹介しています。

５．時刻表取得APIの機能拡充

時刻表取得APIは、MaaSサービスでの移動支援や、公共交通の情報案内などでご活用いただいています。
サービス利用者様へのさらなる利便性向上のために、以下の機能拡充を行いました。



NAVITIME APIは今後も、お客様の実現されたい内容をお伺いした上で、実現方法のご提案や、機能拡充などを行ってまいります。是非ご相談いただければ幸甚です。