【4, 5月】WebNAVIの音声案内がアプリ並に!/新幹線定期券出力に対応/駅までの区間それぞれで、移動手段・徒歩距離の指定が可能に/マップマッチ改善など



2023年4~5月にリリースしたAPIの新機能や、アップデート内容についてご紹介いたします。

また、新機能のうち、「WebNAVI」と「通勤費・交通費」関連の内容に関して、ショートウェビナー(無料、オンライン)も開催いたします。
ウェビナーではAPIサポートチームの担当者より各機能に関して簡単なデモを交えてご紹介いたします。
ご質問もその場で受け付けておりますので是非ご参加ください。

1.WebNAVI、Web上でアプリ並みの音声案内を実現


『NAVITIME WebNAVI』は、徒歩・自転車・バイク・車の音声案内付きナビゲーション機能をお客様のサービス内に導入できるサービスです。 HTML5で動作するため、お客様のサービスからつなぎ込むだけで手間なく目的地までの音声ナビを導入することが可能です。

これまで、複雑な発話内容をWeb上で高速で処理することが難しい課題があり、簡素な音声案内の内容となってしまうケースがありました。
そこで、Web上でも発話内容をリアルタイムかつ高速に処理できる技術を独自開発し、アプリとほぼ同等の複雑な音声案内を実現しました。

WebNAVIの音声案内がアプリ並みに
物流や配送などのお客様でのご導入が進んでおりますが、観光MaaSでの案内や店舗への集客など様々なシーンでご活用頂けます。

6月22, 27日開催の新機能紹介ウェビナーで、音声案内のデモも行いますので、是非ご参加ください。


\6月22, 27日開催!アプリ並みの音声案内を実現したWebNAVIのデモも行います!/



2.新幹線定期券出力に対応


昨今、様々な情勢により、企業の雇用や就業形態の多様化が推進されています。
リモートワークとオフィス通勤のハイブリッドワークも多くみられるようになっており、新幹線や飛行機での通勤ができるよう、通勤規程を改定した企業様もあると聞いております。

これまでNAVITIME APIでは、通勤費・交通費用途でのご活用を支援すべく、様々な機能の強化を進めて参りました。
今回、新幹線定期券の出力に対応し、新幹線通勤のケースにお応えできるようになりました。

◆対応API
ルート検索(トータルナビ)
◆仕様
公共交通のルート検索において、経路の区間に新幹線が含まれる場合、新幹線の定期代を出力いたします。

新幹線定期イメージ


3.駅までの区間それぞれで、移動手段・徒歩距離の指定が可能に


通勤費・交通費用途でのご活用支援として、出発地点~出発駅間、および到着駅~到着地点間それぞれで、移動手段・徒歩距離の指定ができるよう対応も行いました。

この対応により、例えば、社内規程に合わせ、自宅~出発駅までは2000m以上であればバスを利用可能、到着駅~到着地点は一律バスの利用不可、といった指定を行った上で、ルート検索・運賃検索を行うことができるようになります。


\6月22, 27日開催!通勤費・交通費についてAPIで他にもどのような対応を行っているのか、簡単にご紹介します!/



4.乗降IC検索に、ETC専用料金所フラグのレスポンス追加


ETC利用率拡大を受け、各高速道路でETC専用料金所が増加しています。
国土交通省と高速道路の管理運営6社において、都市部では2025年まで、地方では2030年までを目途に高速道路のETC専用化を目指すロードマップが発表されるなど、今後も専用化が進む見込みです。

しかし、まだ一部ではETCを利用していない利用者もおり、ETC専用料金所であることが事前にわかっているとより安心です。

ETC専用料金所イメージ
NAVITIME APIの乗降IC検索は、キーワードを指定するとIC(インターチェンジ)の情報が取得できるAPIです。
今回、こちらのAPIにてETC専用料金所であることがわかるフラグのレスポンスを追加いたしました。

以前、ルート検索APIにて「ETC専用料金所の利用可否」が設定できるよう対応も行っておりますので、用途によって使い分けてご利用頂ければと存じます。


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8月の新機能ページ 【8月】ルート検索APIでETC専用料金所の利用可否が設定可能に/マップマッチングAPIを運送事業者向けに大幅拡充
2022年8月にリリースした新しいAPIサービスや、アップデート内容についてご紹介いたします。今後も定期的に新機能などについて情報をお伝えしていく予定でおりますので、ご期待ください。1.ルート検索APIにて「ETC専用料金所の利用可否」が設定... 続きを読む




5.マップマッチが、1秒間隔以上のデータにも対応

※本サービスは、オプション機能です。

マップマッチングAPIは、車両の移動に伴って取得した緯度経度情報から正確な移動軌跡を推定し、地図データと紐づけして最適な位置補正を行った結果を出力する機能です。

これまで、1秒間隔の緯度経度情報のみ入力として扱うことができましたが、GPSから取得されるデータが欠損していた、1秒以上の間隔でしかデータが取得できない、といったケースでもご利用いただけるよう、対応を行いました

1秒間隔以上の場合は、自動的に間を補完して処理を行うよう改修を行ったため、1秒間隔以上であればご利用いただけるようになりました。


6.車ルート指定順検索の場合に、経由地の滞在時間の上限を12時間に増加


車ルートの経由地の滞在時間の上限を、5時間から12時間に大幅に増加する対応を行いました。
こちらの対応は、観光バスの旅行行程作成において、長時間同じ場所に留まるケースも加味した検索を行いたいとお客様からお声を頂戴したことを受け、経路探索の検証を重ね、実現しました。

観光バスということで、大型車を考慮した検索時にも適用することができます。※経由地を指定順で検索したときのみ利用可能

物流など、積み下ろしやその他の作業で時間を要する場合にも、同様にご活用いただけると考えております。
是非お試し頂ければと存じます。



上記新機能に関してご紹介する、30分ショートウェビナーも開催します!
デモやリアルタイムでの質疑応答でその場で疑問点が解消できます。ご都合がよい日程にて是非ご参加ください。


【開催日】
2023年6月22日(木)11:00~11:30(1回目)
2023年6月27日(火)13:00~13:30(2回目)

※いずれも同一の内容です。


4-5月 新機能紹介ウェビナー詳細・申込はこちら >

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