【6月】定期券払い戻し計算API、交通費計算(車)Widgetの提供開始/EV充電スタンド検索API、自転車ルート検索APIの機能拡張
2022年6月にリリースした新しいAPIサービスや、アップデート内容についてご紹介いたします。
今後も定期的に新機能などについて情報をお伝えしていく予定でおりますので、ご期待ください。
目次
1.「定期券払い戻し計算API」を提供開始
NAVITIME APIでは公共交通機関を使ったルート計算時に定期券運賃を出力しています。
今回新たに「定期券払い戻し金額」を計算するためのAPIの提供を開始いたしました。
特長
今回新たに「定期券払い戻し金額」を計算するためのAPIの提供を開始いたしました。
特長
- ● 往復の通勤定期券が計算対象(片道定期券は対象外です)
- ● 定期券区間、有効期間、購入日、利用開始日、払い戻し日を指定すると払い戻し金額を出力します
※2022年6月開始時点では、首都圏(一都三県)にある34の鉄道会社を対象としています(詳細はこちら)。
これまでNAVITIME APIでは未対応だった定期券払い戻し計算を実現することができました。
NAVITIME APIをご利用中のお客様はオプション契約不要でお使いいただけます。
2.「交通費計算(車)Widget」を提供開始
※本サービスは、オプション機能です。
交通費計算Widgetは、2021年9月に「NAVITIME Widget API」にて提供を開始した機能です。交通費計算機能をお客様のシステムへ手軽に組み込むことのできるローコード開発サービスとして、サービス開始以来お客様よりお問い合わせをいただいておりますが、中でも「車を使った通勤費の計算もできるようにしてほしい」というご要望が数多くありました。
車のルート計算はナビタイムジャパンの最も得意とするところですので、この度「交通費計算(車)Widget」の提供を開始いたしました。
これまで交通費計算Widgetで提供してきた電車やバスでの通勤費算出機能に加え、マイカー通勤の通勤費算出や交通費支給にも対応できるようになりました。
自宅から就業先までの距離と時間はもちろん、様々な高速道路料金割引も考慮した料金も算出でき、ルート結果も地図画面上に表示されますので、視覚的にもルート内容が確認しやすくなっています。
自動車の通勤費算出ルールは企業によって様々な規定があり、それらを考慮しながら通勤経路や距離の妥当性を確認する際に多くの手間がかかりますが、本サービスの導入によりこれらの業務の効率化に貢献できると考えております。
ぜひご検討ください。
関連記事
『NAVITIME Tools』『NAVITIME Widget API』、 自動車の通勤費算出機能を提供開始
株式会社ナビタイムジャパン(代表取締役社長:大西 啓介、本社:東京都港区)は、2022年6月29日(水)より『NAVITIME Widget API』にて、自動車での通勤費算出機能を提供開始 ... 続きを読む
『NAVITIME Tools』『NAVITIME Widget API』、 自動車の通勤費算出機能を提供開始
株式会社ナビタイムジャパン(代表取締役社長:大西 啓介、本社:東京都港区)は、2022年6月29日(水)より『NAVITIME Widget API』にて、自動車での通勤費算出機能を提供開始 ... 続きを読む
3.電気自動車(EV)充電スタンド検索APIで多言語出力に対応
※本サービスは、オプション機能です。
NAVITIME APIの「電気自動車(EV)充電スタンド検索」は、全国のEV充電スタンド情報を提供しており、全国約19,000箇所(※1)の情報が検索可能です。設置場所に関する情報だけではなく、充電種別や接続方式、営業時間等の詳細情報が確認できます。※1:2022年6月時点の情報です
電気自動車ドライバーの皆さまが必要とされる情報を正確にお届けするため、データ拡充や検索精度の向上に日々取り組んでおります。
さて、そんなEV充電スタンド検索APIですが、このたび「多言語での検索結果」の出力が可能となりました。日本語以外で出力が可能な言語は「英語・韓国語・中国語(簡体字)・中国語(繁体字)・タイ語」です。
設置場所、充電種別、接続方式、営業時間等の詳細情報なども多言語で出力できますので、コロナ禍後のインバウンド需要拡大に向けて、多言語情報の活用をご検討のお客様にぜひご利用いただきたいと考えております。
4.自転車ルート検索APIで1対多、多対1ルート検索が可能に
NAVITIME APIのルート検索APIでは、出発地と目的地の1対1検索だけではなく、出発地と目的地のいずれかを複数指定して検索する1対多検索を行うことが可能です。 詳しくはこちら従来は車のルート検索APIで対応していたこちらの機能を、このたび自転車のルート検索APIでも提供開始いたしました。
前述のリンク先ページは車のルート検索での説明を記載した内容ですが、自転車のルート検索APIでも同様にお使いいただけます。
自転車を利用したルート検索での活用例としては、次のようなものが考えられます。
・自転車を使ったフードデリバリーで、複数の配達員のうち最も早く店舗へ到着できる人を探す
・マラソン大会などのスポーツイベントで、最も早く救護現場に向かうことのできる自転車スタッフを探す
また、この機能を活用すると複数のルート計算を1度のAPIコールで実現できますので、APIとの通信回数を削減することも可能です。
NAVITIME APIをご利用中のお客様はオプション契約不要でお使いいただけます。
お客様の目的に応じて様々に活用できる機能となっておりますので、ぜひご検討ください。
NAVITIME APIは、90日間無料でお試し利用が可能です。ご興味があれば是非お問い合わせください。
NAVITIME API サービス概要資料
各APIの概要や利用イメージを確認いただける資料です。フォーム送信後、資料ダウンロードのリンク先をご案内いたします
この記事の執筆
NAVITIME API/SDK 記事編集部
株式会社ナビタイムジャパン ソリューション事業
お客様の開発を強力にサポートするAPI/SDKなどのサービスを展開しているソリューション事業部。 サービスのサポートチームや開発担当者が、APIを中心に、その選定方法や使い方など様々な記事をご紹介しています。