TOPICS
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2023/01/30
EVの充電スタンド&ルート検索ができる「NAVITIME EV Charging Spots and Route」をRapidAPIで提供開始
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2023/12/19
混雑度予測情報が取得できる「NAVITIME Congestion Prediction」をRapidAPIで提供開始
APIマーケット
RapidAPIとは
世界で約100万人※の開発者が利用する、世界最大級のAPIマーケットプレイスです。
利用者はマーケットプレイス上で、10,000以上のAPIの検索・検証・購入を一元化できるほか、全てのAPIを同一のAPIキーで管理・開発できるようになるため、他社の技術を選定・導入した開発を短期間で行うことが可能になります。
提供するNAVITIME API
NAVITIME APIは、httpsでリクエストするとJSON形式(地図のみJavaScript)で情報を返却するサービスです。
RapidAPI向けに、ルート検索や地図などの位置情報や移動に関連する基本的なAPIを幾つかにグループ化し、以下のようなサービスとして提供しています。
お客様のご利用用途によって最適なサービスを選択してお使いいただけます。
サービス名 | 概要 |
---|---|
NAVITIME Maps | JavaScriptで動作する地図、または地図画像を取得します。 |
NAVITIME Geocoding | キーワードや郵便番号から住所情報を取得します。 |
NAVITIME Route(totalnavi) | 公共交通+徒歩でドアtoドアの最適なルートを検索します。 |
NAVITIME Route(car) | 車の最適なルート・料金を検索します。 |
NAVITIME Route(bicycle) | 自転車で通れる最適なルートを検索します。 |
NAVITIME Route(walk) | 徒歩の最適なルートを検索します。 |
NAVITIME Route(motorcycle) | バイクで通れる最適なルートを検索します。 |
NAVITIME Reachable | 到達可能な地点や駅を検索します。 |
NAVITIME Transport | 最寄駅の検索などを行うことができます。 |
NAVITIME Drive info | 交差点や道路検索など車利用時に役立つ情報が得られます。 |
NAVITIME Congestion Prediction | 経路検索数や直近の検索傾向を基にした駅の1日分の混雑度や、混雑予測情報を取得できます。 |
NAVITIME EV Charging Spots and Route | 電気自動車(EV)の充電スタンド検索や、最適なルート検索を行うことができます。 |
NAVITIME APIの特長
- 様々な移動手段の検索をワンストップで
- ナビタイムジャパンでは、道路交通も公共交通も検索する自社技術があるため、公共交通、徒歩、車、自転車、バイクなど、様々な移動手段のルート検索、地図や住所検索といった機能をワンストップでご提供することができます。
- 多数のサービス提供を支える高品質のルート検索
- 「NAVITIME」をはじめとする個人ユーザー向けに提供している様々なナビゲーションサービス・プロダクトの月間ユニークユーザー数は約5,300万人(2024年6月末時点)。
独自のデータ収集・整備などにより、日々研磨を重ね、多くのユーザーの最適かつ安心・安全な移動を支えてきました。
例えば、車の場合、ナビタイムのカーナビアプリのドライバーの位置情報ログを使った独自の技術により、新規開通道路などを最短で開通翌日に反映したルートを検索することが可能です。
このような高品質のルート検索を、お客様のサービスや研究の中で使って頂けるよう、APIとしてご提供しています。
料金プラン
各サービスはいずれも同一の料金体系となっています。
500アクセスまでは無料のため、収益前のサービスをご検討されている場合、研究で利用できるか確認したい場合など、APIを試してみたい方にお気軽にご利用いただけます。
プラン名 | Basic | Pro | Ultra |
---|---|---|---|
費用 | 無料 | $200USD | $300USD |
Requests | 500/月割当制限 (ハードリミット※) |
5,000/月割当制限 (ハードリミット※) |
10,000/月割当制限 (1超過につき+$0.05 USD) |
割当量 | 分間50 | 分間100 | 分間150 |
活用例
研究目的
以下はNAVITIME APIチャレンジ2019で、最終審査に残ったテーマです(NAVITIME APIチャレンジ2019詳細はこちら)。
NAVITIME APIが、交通や観光の研究においてどのように活用できるかご参考にしてください。
1)公共交通機関と自転車を併用したルートのアルゴリズム開発
坂根太郎さん|東京農工大学大学院 工学府 情報工学専攻
最寄駅以外の駅まで自転車で移動し、その後公共交通機関を利用するアルゴリズムを開発。実験に使った経路では7割で所要時間合計の短縮を実現。公共交通機関の混雑緩和やユーザーの利便性を高める新たな経路の提案に。
2)乗り捨て型MaaSにおける車両再配置のコスト削減
関倖太郎さん|芝浦工業大学 システム理工学部 機械制御システム学科
乗り捨て型のMaaS、カーシェアリングやレンタサイクルにおける、車両の最適な再配置を、シミュレーションにより検討できるシステム。
再配置により、空車のため利用不可、満車で駐車ができないといった車両の偏在を軽減し、MaaSシステムの普及に貢献。
3)旅館およびホテルの周辺探索支援のための観光マップ表示システム
Team Posada(伊藤彩夏さん、山崎夕輝さん、遠藤恵里さん)|静岡大学 情報学部・情報学専攻
旅館の女将さんや従業員の方から宿泊者へ、宿周辺のおすすめ観光スポットを紹介・説明する際に活用できるシステム。観光スポットデータさえあれば、誰でも簡単にシステムを作成できる仕組みを構築。
また、上記のほかにも例えば以下のような研究で活用いただけます。
4)外国人旅行者向けの旅費提案に関する研究
外国人旅行者向けに、国内の観光ルートを、空港から、電車・新幹線・飛行機など、旅費をベースに提案するシステムの構築。
(徒歩+公共交通の到達圏検索やルート検索の活用を想定)
5)タクシーと公共交通利用のコストに関する研究
タクシー利用と公共交通利用の場合で、距離におけるコストシミュレーションを地域別に行う研究。 (車、徒歩+公共交通のルート検索の活用を想定)
サービス・システム開発
サービスやシステム開発におけるNAVITIME APIの活用例をご紹介いたします。
1)ECサイトでの郵便番号からの住所補完
購入者が住所を入力する際の、郵便番号から住所を補完する機能の実装に。入力の手間を削減することで購入時の離脱を防止。
2)従業員の交通費精算、移動計画支援
従業員が訪問などで移動する際の最適ルート検索と、交通費算出を行うシステムの構築に。綿密な移動計画作成の支援と交通費精算の手間を削減。
3)旅行サイトのルートプランニング
旅行先での1日の移動の計画を立てる機能の実装に。サイトの付加価値を向上。
よくあるご質問
Q.ナビタイムジャパンとの直接契約との違いは何ですか?
RapidAPIでの提供で最大の特長は、500アクセスまでは無料でご利用いただけるプランがあることです。
その代わり、RapidAPIでは、基本的な機能のみの提供、また月間10,000アクセスまでのプランしかご用意がなく、直接契約では、基本機能のほか、より専門的なオプション機能(別途費用がかかります)のご利用が可能、かつ月間のアクセス数が高い場合にも対応している点が異なります。また、直接契約では1つの契約で全ての種類のAPIがご利用いただけるのに対し、RapidAPIではサービス毎(APIをグループ化した単位)に契約が必要となります。
そのため、「利用するAPIの種類が少ない」「月間のアクセス数が少ない」といった場合は、「RapidAPI」のご利用がお勧めです。
Q.導入前に技術サポートを行ってもらえますか?
RapidAPIのNAVITIME APIに関しては、ナビタイムジャパン側で技術サポートは行っておりません。仕様書の実装サンプルを随時追加、開発者向けのイベント開催の予定がありますので、是非そちらをご活用ください。
Q.RapidAPIの、利用料金の請求日はいつですか?
ご利用いただくサービスのプランへのサブスクリプションが登録されるとお客様のクレジットカードに請求が行われます。翌月以降も同じ周期ごとに請求されます。
登録中のサービスの使用を停止したい場合は、開発者向けのダッシュボードからプランへのサブスクリプションを解除してください。